私たちは、子ども時代から多くのことを学び、成長して大人になりました。
学びの機会は、学校などで新しい知識を獲得するだけではありません。
人生におけるさまざまな経験によっても得られています。日々起こるさまざまな出来事に対処することを繰り返し、私たちは自己流の問題解決スタイルを確立してきました。
変化し続ける環境に対応してゆくためには、自己流の問題解決スタイルを常に磨きバージョンアップしてゆくことが必要です。
それこそが、大人にとって必要な学びなのです。
では、自己流の問題解決スタイルをバージョンアップさせるにはどうしたらよいのでしょうか?
子どものときのように新しい知識を獲得してゆくだけではバージョンアップとは言えないでしょう。使い慣れた自分のスタイルを見直し、必要のないものを手放したうえで再構築してゆくためには「経験から学ぶ」ことが有効です。
「経験から学ぶ」とは、経験そのものを素材として多様な観点からプロセスを深くふりかえり、ほかの場面でも活かすことのできる教訓を引き出して、新しい状況で実践してゆくことです。
このサイクルを繰り返すことで、自己流の問題解決スタイルをバージョンアップさせることができます。
問題解決力(自分で考えて行動する力)を磨き高めるためのセミナーです。
セミナーでは、問題解決に必要なさまざまな力(情報力・想像力・発想力・コミュニケーション能力・行動力・概念化能力)をフル活用して臨みます。そのプロセスをふりかえって客観視することで、自分自身の問題解決スタイルをバージョンアップさせることが出来ます。
ケースメソッドでの授業には【個人予習】【グループ討議】【全体ディスカッション】の3つのプロセスがあります。